妊娠・出産

【初産】陣痛24時間・壮絶出産レポ②【立ち会い出産】

yuika

30代、4歳と2歳の男の子ママ。
専業主婦からwebライターへ!
無印などシンプルなインテリアが好き◎
家づくりや日々の子育てのこと、育児グッズレビューも書いています。

f:id:yuika_bob:20200330184221j:image前回の出産レポのつづきです。 

おしるし~陣痛スタート、子宮口5㎝まではこちら↓

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今回はいよいよ分娩室~誕生までと、わたしなりに思った出産のポイントを書きたいと思います。

ようやく分娩台へ!でもまだまだ終わらない…

20:00

一度分娩室へ行き、内診をすると子宮口6㎝!少し早いけど、このまま分娩室にいましょうと!

ようやく希望が見えてきた!と思うも、本当の地獄はここからでした…。

ずっとある腰の痛み、骨盤がミシミシと音を立てているんじゃないかと思うくらい広げられているような痛みと共に、お尻の方が痛くなっていきました。

陣痛の波が来るたびに、旦那さんが呼吸を誘導してくれるけど、なかなか上手くできない…。

呼吸をするのも忘れるくらいの痛みに、どうしても身体に力が入ってしまってそれまで意識していた「力を抜くこと」ができなくなってきました。

でも助産師さんにもなるべく力を抜いてと言われたので、この力を抜くことが早くお産を進めていくコツなんじゃないかなと思います。

22:00頃?

お尻の方にもっと出したい感覚がきたら呼んでと言われ、だんだんこれかな?!という痛みがあったので助産師さんを呼ぶと、ようやく子宮口8、9㎝

ここまで来てもまだ全開じゃないんかい…。もうここからは、いよいよ耐えられないほどの陣痛!でも意外とここからが長い!!(泣)

出産の中で一番辛い時間でした。

一回一回の陣痛の波がとにかく大きく、ベッドの淵などどこかを強く握りしめていないと痛みを耐えられない。

もう意識もかなり朦朧としていたと思います。陣痛の合間は、睡眠不足から眠っていたのか、意識が飛んでいたのかわからないけど

陣痛がくるとハッ!と目が覚めて、ひたすら痛みに耐えて、波が去ってまた意識がなくなる…。

旦那さんが「水飲む?」と聞いてくれるけど、答える気力もありません。ストローを口まで運んでくれて、なんとか少し吸えるくらい。。。

書いているだけでも思い出して恐ろしいです(*_*)

痛みに耐えている間は「痛い痛い痛い」と声を出さずにはいられませんでした。本当に今まで味わったことのない、腰のメリメリとした痛み。

そしてこの頃はお尻の痛みも加わって、よくいきみ逃しにお尻をテニスボールで押してもらうと思うのですが

わたしはお尻を触られると痛くて無理派でした。助産師さん曰く押してほしい派と、触らないで派がいるみたいです。

なんとなく、お尻の方に出したい感じはあるけど、それよりとにかく腰の痛みが強く、旦那さんにひたすらテニスボールで腰を押してもらっていました。

 

子宮口全開!ようやく最後の戦いへ

3月12日 0:00

やっとのこと子宮口全開に!!もういきめる!もう終わるんだ!と思うも初産婦の場合、ここから1~2時間かかると言われ…(ToT)もうとにかく頭にあるのはいつ終わるか?!ということだけでした。

分娩台がベッド型から、足を開いていきむ体勢へと変わって助産師さんにいきみ方を教わります。

ここで、一回目のいきみでパシャッと音がして、破水しました。お股の上で水風船が割れるような感覚!本当にパシャッとなるんだ!と驚きました(°°)

いきみ方は、陣痛の波が来たら息を長く吸って、全部吐いて、また長く吸って止めていきむ!!

いざやってみるも、上手くできない!(T_T)腰が反ってしまったり、そもそもとんでもない痛みがきているときに息を長く吸ったり吐いたりする余裕がない(涙)

それまで、陣痛がきたら何が出したい感覚がきて、全開になったらすんなり出せるのかと思っていたのですが、

わたしは特に「いきみたい感覚」というのがなく、どこに力を入れていいのかわからなくて「いきみ」がすごく大変でした。

最初の方はいきんでもいきんでも進んでいる感じがなく、ここまで来ても終わりが見えないということがすごく辛かったです。

ずっと足を開いた体勢でいるのも辛いだろうということで、助産師さんから横向きでいきむようにアドバイスされ、しばらく横向きでいきみました。

これがわたしには合っていたかも。長いいきみの時間で体力をどんどん消耗するので、少しでも楽な体勢でいきめたのが良かったです。

この時の心境は、「もう休ませて…」。長い長いお産で疲れ切って、休憩したいのに数分おきにくる陣痛の度に毎回全力でいきまなきゃいけなくて、それがとても辛かったです。

でもいきまなきゃ終わらない!!とにかく早く終わりたい!その気持ちだけでなんとか意識を保っていました。

しばらくしてまた仰向けで足を開く体勢に戻ると、赤ちゃんの頭がだいぶ下がってきていました!

赤ちゃんが下がってきてからは、出てくる感じがわかってだいぶいきみやすくなりました!力を入れる場所がわかった感じ!

助産師さんがお股の出口部分を手でぐわっと広げてきて(書いていて恐ろしい)、それも力を入れる場所の良い目安になりました!

コツをつかむとだいぶいきみ方がわかってきます!

いきむとき、とにかく一回を長く!息を止めて、全力でながーーくいきむ!一回一回を無駄にしてなるものか!ともう必死。

暑くて暑くて汗もすごくかきました。助産師さんが冷たいタオルをくれて、旦那さんがずっと顔を拭いていてくれました。

病院に向かう前は、「写真撮るし髪の毛少しでも整えて眉毛だけでも書こうかな~♩」なんて考えていたけどとんだばかやろうです。。。髪の毛振り乱し顔中汗まみれ(ToT)

そしてだんだんと、お股に赤ちゃんがいる!とわかるような、頭がぐいぐい出口に押されているような感覚になりました。

ここで周りがバタバタし始め、ようやく先生が登場!「もう終わる?!」「もう産まれるの?!」と何度も助産師さんに確認(笑)

「先生は本当に産まれる時しか来ないよ!!本当にもう産まれるよ!!」と言われました。

この時わたしの心境は、「やっと終われる!!!(涙)」が8、「赤ちゃんに会える!」が2くらい(笑)

そしてここで最後の恐怖、会陰切開…。同じ病院で産んだ友達に聞いても、先生が来る前に裂けてしまった人(T_T)、麻酔せず切開した人、色々だったのでどうなるんだろうと思っていたのですが…。

先生「では麻酔しますねー」と!!!やったー!!!(ToT)

陣痛に比べれば麻酔なんて屁でもないと思いましたが、普通にチクッと痛かったです(笑)

この頃は先生と、助産師さん4人くらいに囲まれていました。

ああ、いよいよ産まれるんだ!切開してからは、数回いきむと、「もう力入れなくていいよ!!」と言われ、ドゥルンと赤ちゃんが出てきました!!切開してからのあまりの早さにビックリ。

誕生は3 月12日、1時23分でした。

そして「おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」と。わたしの頭の上に立っていた旦那さんを見ると、涙でぼろぼろになっていました。

それを見てわたしは笑ってしまって。人が泣いてるとなかなか泣けないものですね(笑)

後から旦那さんに聞いた話なのですが、赤ちゃんが出てきた瞬間、泣かなくて、人形みたいに見えたと。そして2秒ほどたって、羊水をワッと吐いて、おぎゃー!と泣き始めたそうです。

赤ちゃんが泣いた瞬間安心して、涙がこぼれたと言っていました。

初めての家族3人の時間

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その後、赤ちゃんを綺麗にしてもらって初めて胸に抱くことができました。

見た瞬間、目をぱっちり開けてこちらを見ていたことにビックリ!とってもかわいくて、この子が10ヶ月も自分のお腹にいたなんて信じられない!と思いました。

どっちに似てるかな~って話したり、旦那さんも抱っこしたり写真を撮ったりして、本当に幸せな時間でした。

そして助産師さんが産まれた日などが書かれた紙を持ってきてくれたのですが、なんと体重が3574g!!そりゃ産むのも大変なはずだ!!(笑)健診では曲線少し下くらいの体重で推移していたので、本当に驚きました。

 わたしが思う出産のポイント

一人産んだだけで、しかも長時間かかっているわたしが言うのも説得力ないですが(^^;)わたしなりに、こうするといいかも!と思ったポイントがあるのでご紹介したいと思います。

とにかく呼吸を意識する

よく言われますが、呼吸は本当に一番大事だと思いました!

痛みがくると、どうしても息を止めてしまいがちなんです。でもそこで、ふーーっと長い息を吐くことで身体の力も抜けるし、自然と息を吸って酸素を取り入れることができます。

酸素を取り入れると、赤ちゃんも苦しくないし、骨盤が開きやすくなりお産も進むと言われました。

痛みが強くなってくると本当に難しいのですが、呼吸は陣痛中~いきむ時までとても大切なので、妊娠中にお風呂や寝る前で練習するのがおすすめです!

力を抜く

これも本当に難しいのですが…。陣痛の波が来たとき、全身にグッと力を入れてしまうと体力も使うし、より痛くなる気がしました。痛みに身体が支配されるような感じ。

実際力が入っていると、お産も進みにくいみたいです。

なので陣痛が来たら、なるべく力を抜くことをイメージするのが大事です。わたしは「痛みをベッドの下に沈める」「痛みを宇宙に逃がす」感じでいると比較的楽でした。

それぞれイメージしやすい方法でいいかなと思うのですが、頭を「痛い」だけでいっぱいにするのではなく、俯瞰で見るイメージ?言葉にすると難しいのですが…。

「大丈夫大丈夫」「痛くない」と言い聞かせることもわたしには効果ありでした。

出産の時は、「もう無理」と言わないことを目標にしていたのですが、言葉とかイメージって本当に大切だと思います。

陣痛の間は思い切り休む

陣痛はすごく痛いけど、ずっとその痛みが続くわけではありません。必ず痛くない「休憩時間」があります!

この時間は、とにかく全身の力を抜いて休むこと。お産が進むと数分ですぐ次の陣痛がやってくるのですが、それでもずーっと痛いより100倍ましです。

なのでこの休憩時間はとにかく休んで、痛みのことは考えないようにする。時間的には痛い時間より、合間の休憩時間の方が長いので次の痛み」ではなく「次の休憩」を考えるようにすると、気持ち的に少し、ほんの少し楽になります。

色々な姿勢を試す

陣痛の間、ずっと同じ姿勢でいるのではなく歩いてみたり、座ってみたり、寝ていても右向き、左向き色々試してみた方がいいと思います。

痛みに耐えている間は動くのも辛いし億劫になるけど、動くと意外と楽な姿勢が見つかったりします!さっきまで辛かった姿勢が今度は楽になったり。お産の進みによってどんどん身体の状態も変わってきます。

よく、たくさん水を飲んでトイレに行くだけでもお産が進むと言いますが、本当に動くのは大事だなーと思います。

トイレに行っている間に陣痛が来たら耐えられない!と思いましたが、中腰でプルプルしながら意外と耐えられました(笑)

呼吸を誘導してもらう 

旦那さんに立ち会ってもらえる場合は、呼吸を誘導してもらうといいかなと思います。

頭では理解していても、痛みの中で呼吸を意識するのがとても難しい!「吸って~」「吐いて~」と誘導してもらえるとなんとかそれに合わせようと頑張れました。

いきむ時も、いきみが上手くできないわたしに旦那さんが、「腕に力入れて~!」「腰反らないで~!」といきみをうまく誘導してくれたので、それがとても助かりました。朦朧とした意識のなかでも、周りの声ってなんとなく聞こえてるんですよね。

あとは上手くできているのか自分でもわからないときに「上手だよ!できてるできてる!」と褒めてくれたのもとても心強かった!褒めてくれないと心が折れます(笑) 

以上、長くなりましたがわたしの出産レポでした。

辛いことばかり書きましたが、それでもわが子はほんと〜にかわいいです。

痛みは1日、かわいいは一生!この子に会えて良かったです。

出産を控えた方、今は本当に怖いと思いますが、必ず乗り越えられます!頑張ってください(>_<)

わたしの出産レポがどなたかの参考になればうれしいです(^^)長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました*

 立会い出産でのポイント、やってもらってうれしかったことはこちらの記事にまとめています*

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